電気論
電気を契約する際、東京電力など従来の電力から、新電力を考える場合に、電気について考える事が多いと思います。
■新電力■
新電力とは、
ENEOSでんき、エルピエオでんき、HISでんき、あしたでんき、ソフトバンクでんき、Loopでんき、楽天でんきなど約700社あるようです。
2016年の電力自由化によって登場し始めたようです。
名前は聞いたことがあると思いますが、新電力とはなんなのか、そして新電力とはどのような領域を担当しているか?
またメリットやデメリットが重要なのだと思います。
それによって切り替えるか切り替えないか考えるのだと思います。
【新電力の担当領域】
新電力といっても電気を作ったり送ったりするのは今まで通り大手電力会社が担当することが多いようです。
具体的には、電気事業の発電(作る)と送配電(送る)に関しては今まで通り大手電力会社が担当し、小売り(売る)の部分だけ自由化されて新電力が担当するケースが多いようです。そのため、料金体系が変わるだけで、電気の品質は変わらないようです。
【料金プラン】
電気料金の一般プランは以下のようになります。
電気料金=基本料金+電力量料金(電力量単価×資料量+燃料費調整額☆)+再生可能エネルギー発電促進賦課金☆
そして、☆の部分は各社同じ金額のため、比較検討には抜くようです※6
その上でどのように料金体系が変わるのか検討する事によって新電力の価値が出て来るようです。
新電力には、基本料金はA(アンペア、10A~60A)ごとに料金が変わる会社と0円のところ(Loop、あした、楽天)などがあるようです。
大手の電力会社の電力プランは電気使用量が多いほど単価が上がる仕組みになっているようです。
・東京電力(従量電灯B)の場合
第一段階(~120kw)19.88円、第二段階(120kw~300kw)26.48円
第三段階(300kw)30.5円
一方、新電力は第一段階は割高に設定されている事が多いようです。
また第三段階は大手よりも割高に設定されているところもあるようです。
ただ、第一~三段階まで全ての料金が定額のところもあるようです。
大手電力会社から新電力の乗り換えメリットは目安として月120kwを超えるかにあるそうです。
HP『エネチェンジ』で調べる方法もあるようです。※5
ただ、新電力も単純に料金だけでなく、他にお買い得なポイント制度や、逆に料金が安い代わりに色々縛りがあるところもあるというもの特徴です。
そのため、以下のような条件がある新電力はNGと考えられることが多いようです。
・NGな新電力会社
➀解約違約金がある
ソフトバンクおうちでんき、ENEOSでんき にねんとく2割
②電気とガスのセット契約で縛られる
大手電力会社の電気+ガスのセット割は割引率がよくないようです
※従量電灯B 60A以下、従量電灯C 7kVA以上
③知名度のある会社は電気料金が高め※5
ただ、最近は電気料金の高騰などで、新電力がそれぞれ定めた電気体系でやっていけないところも出てきて倒産も増えているようです(エルピオでんきなど)。
しかし、手間はかかるものの簡単に他の電気会社に切り替えれば良いので、仮に倒産しそうな新電力を選んだところでユーザーのデメリットはおそらくないようです。
●各社の特徴
Auでんき…
・アプリで毎日チェック
・一般家庭向け料金プランは「でんきMプラン」
・Pontaポイント
5000円未満1% 5000~8000円3% 8000~5%
引っ越し継続で1000Pontaポイント
・東電ガスfor au
東京ガスの一般料金より約3%おトク(スタート割で更に12か月間5%割引)
トリプルセットポイント 約1200円/年相当のPontaポイント
・auPAYカード決済で約1300円/年相当のPontaポイント
ガス料金200円ごとに4Pontaポイント還元
・Loopでんき
基本料金(15w以下)0円・電力料金はいくら使っても定額のガスとのセット割があるようです。トータルバランスがよく万人におすすめのようです。※5
・エルピオでんき
最大2万円のキャッシュバック(利用開始から11ヵ月後)。全段階で割安料金。※5
ただし、電気代アップの波に乗せられていま利用停止になってるとも聞きました。
・あしたでんき
コスパの良さはトップクラスのようです。基本料金0円で前段階一律料金。料金体系・管理画面(時間帯別のグラフ化)がシンプルのようです※5
・シン・エナジー
生活スタイルに合わせたプランのようです。※5
・楽天でんき
楽天モバイルが提供し、楽天ガスも使えるようです。
電気代が安い(基本料金0円、従量料金26.50円)や楽天ポイントがたまるメリットがあるようです。※7
ガス論
さて、次にガス論です。
●ガスの料金内訳は
➀基本料金②従量料金 になるようです。
しかし、ガスは電気に比べ自由化されたものの、競合しづらい面が多いため各社ごとの違いは見出すのも難しく、一番大きな金額の違いは「都市ガス」か「プロパンガス」かによるものが大きいような気がします。
●都市ガス
都市ガスは、地下に敷設されたガス導管を通じて契約者宅にガスが自動的に送られます。そして、都市ガスの供給エリアは人口がある程度密集した都市部に限られています。
これは都市ガス供給に必要なガス導管を設置するための初期費用が非常に高いため、費用回収が見込める地域でしか供給が難しいことが理由のようです。※1
都市ガスの原料はメタンが主成分の天然ガスや液化天然ガス(LNG)によって構成されているようです。本来は無色、無臭ですが、ガス漏れ時などに気づきやすいよう人為的に「におい」が付けられているのが特徴です。※4
2017年4月に規制料金が廃止され、都市ガス市場が自由化しました。しかし、規制料金の影響は色濃く、従来の規制料金の価格から大きく外れた料金設定を行う会社はまだありません。都市ガス市場に新しく参入した企業がガスを供給するためには、自由化以前からある大手ガス会社のガス導管を有料で使用しなければならず(託送料金)、コストを劇的に下げるのが難しいという点も関係しているようです。※1
●都市ガスとプロパンガスの比較
プロパンガスの熱量の方が約2.18倍大きいようです。つまり、両者が同じだけの作業をするためには、都市ガスをプロパンガスの2.18倍使う必要があるようです。
但し、プロパンガス方が
➀配送にかかるコスト②販売店同士の価格競争が十分でないため
都市ガスよりも約1.8倍料金が高いようです。
災害時には、プロパンガスの方が持ち運びの容易さや独立性から強いようです、※2
※火災保険も災害時は大手(最大手なら東京海上日動とか)の方が電話の繋がりが良いとか、災害時にはアクセス可能性が多く、独立性が高いものほど強う傾向にあるのかもしれません。
●ガス自由化
都市ガスは2017年4月にガス自由化を行っています。
ガス自由化後もガス管はこれまで通りの都市ガス会社のものを利用します。つまり、これまで通りのガス機器を利用することができます。
但し、新規参入事業者の中には、保安業務に関してノウハウがない事業者もいるため、従来からこのような保安業務を行ってきたガス会社と提携して、業務委託している場合もあるようです。
【電力会社の参入】
また、2016年4月に電力自由化によって、ガス会社に顧客を奪われた電力会社が、ガス自由化を機にガスの市場に参入しているようです。そのため、ガス自由化以降は従来の地域電力会社が参入しているようです。
これによってガスと電気をセットで販売するデュアル・フェエルという手法が登場したようです。※2
これによってガスと電気を上手に組み合わせることで、省エネにつながり、かつ料金もお安くなる可能性が出てきたようです。※3
【プロパンガスから都市ガスへの展開】
そのほかにも元々プロパンガスを販売していたガス会社が都市ガスも販売しようと乗り出しているガス会社もあるようです。※2
【携帯電話会社やインターネットサービスプロバイダの参入】
更に携帯電話やインターネットサービスプロバイダなどの事業者は全国各地の販売窓口などの顧客との接点を持っています。そのため各種サービスとのセット販売で割安感を出しながら、長期契約をしてユーザーの囲い込みをし、自社の本業となるサービスからの客離れを防ぐ対策としてガスを販売することも考えられるようです。※2
インターネット
最後にインターネットですが、これは調べ不足でほとんど内容がないです。
最近工事不要のWifiルータなども流行っていますが、基本的には固定回線を工事して光回線にした方が安定して速度が速く使えるようです。
●速度
※Wimax2+は最大1Gbps
●固定回線のメリット
速度が速くて安定する
デバイスの接続台数の制限が多い
容量制限がない※8
●Auひかり
1ギガ=1GPS(~10ギガ)
初期費用相当額割引 開通月は0円
10000円キャッシュバック
※1…https://selectra.jp/lpgas/guides/ryokan/tashigas-nedan-chigai
※2…https://s.kakaku.com/gas/
※3…https://kakaku.com/gas/article/?ga-article=7
※4…https://ranking.goo.ne.jp/select/3930/
※5…Youtube『電気代を安くする!失敗しない電力会社の乗り換え方』サンダーマネーチャンネル
※6…Youtube『電気料金8社を徹底比較!8社の電気料金を表で分析比較します。』せいかつ分析
※7…Youtube『楽天でんき楽天ガスのメリット・デメリットを解説』
※8…Youtube『So-netのauひかり10Gbpsに乗り換えたい5つの理由』